
アルカトラズ刑務所(サンフランシスコの観光名所だが、実際にかつて使われていた)にあった図書室。 アメリカの刑務所にはどこにも整備されている。 映画「ショーシャンクの空に」で有名になったが、その名残だ。
ネットで事件を調べた陪審員が法廷侮辱罪で禁固六ヶ月の判決。
被告人(陪審員)は裁判長の説示を十分理解していなかったと抗弁していた模様。
日本の裁判員裁判でも同種のケースはあるだろう。
Juror jailed over online research
University lecturer Theodora Dallas jailed for six months for researching criminal defendant while serving on jury
http://www.guardian.co.uk/law/2012/jan/23/juror-contempt-court-online-research?INTCMP=ILCNETTXT3487
合衆国最高裁判所が、GPSを利用した追跡捜査に令状が必要であるとの判断を全員一致で示した。 警察が容疑者の車両にGPS装置を装着、28日間にわたってモニタリングしていたケースで、憲法違反(修正第4条のプライバシー権の侵害)であるとした。 デジタル監視時代におけるランドマーク的判決になるだろう。
我が国でもネットに流出した文書から愛媛県警で同様の捜査手法が用いられていたことが判明している。 間接的ながら我が国の捜査実務にも影響するはずだ。
Justices Say GPS Tracker Violated Privacy Rights
http://www.nytimes.com/2012/01/24/us/police-use-of-gps-is-ruled-unconstitutional.html判決は
こちら。
以下のような小文を書いた。 ご案内まで。
ウェストロージャパン コラム
第174回 「電子出版時代における“引用”を考える」
成城大学法学部教授 指宿信
http://www.westlawjapan.com/column/2012/120110/
ちょうど今夜の放送であった。
奇跡体験 アンビリバボー 2012年1月19日放映
「迷宮殺人60年後の(秘)真相」
4人家族惨殺!!無実の男が死刑確定…真犯人知る刑事が命がけ告発!愛する妻と子の運命…昭和ミステリー!!
http://www.fujitv.co.jp/unb/index.htmlみどころ
奇跡体験!アンビリバボー左から、関根 勤、竹内結子、大政 絢、コカドケンタロー、所 ジョージ、中岡創一
今回の『奇跡体験!アンビリバボー』は、「実録・二俣事件 山崎兵八刑事の一生」(仮)!!
戦後間もない昭和25(1950)年、静岡県二俣町で一家4人が短刀のようなもので切り裂かれ惨殺される事件が起きた。あまりに残虐な犯行にずさんな手口、犯人はすぐにも捕まるかと思われたが、捜査は難航…恐るべき展開を迎えることになる。
ここに1冊の本がある。タイトルは、「現場刑事の告発−二俣事件の真相」。二俣事件を担当した二俣署の刑事・山崎兵八が、事件から約50年経った平成9(1997)年に事件の詳細を自ら書き綴り、自費出版したものだ。そこには、誰もが知り得なかった事件の裏側が克明に記されていた。
山崎刑事が現場に到着したとき、ある男に会った。名前は松森(仮名)。彼との会話から山崎刑事は松森が犯人だと確信する。しかし確固たる証拠はない。戦後間もないこの時代、日本の警察の捜査はあくまで自白主義…。大量に容疑者を連行し、厳しい取り調べをする捜査の中で、須藤という1人の男が逮捕された。彼は連日の取り調べに耐えかね犯行を自白する。須藤が無実だと知っていた山崎刑事は必死に上層部に訴えたが、取り上げてはもらえない…。このままでは無実の男が罪を着させられてしまう。そこで山崎刑事が取った行為とは、この時代の日本では前例のないものだった!! その後山崎刑事にも降りかかる過酷な運命…。時を経て明かされた事実を今夜はじっくりと見ていただきたい。
押収品見つからず…別の木刀で代用 3警官証拠隠滅容疑
http://www.asahi.com/national/update/0119/OSK201201180210.html発覚の経緯が「たまたま」、「偶然」というのも、郵政不正事件での
検察官による証拠隠滅と共通する。
だが、警察が証拠を改ざんしたり、ねつ造したという疑惑は数多い。
現在、再審請求をしている「高知白バイ事件」が正面からその問題
を問うている。
あるはずのない「スリップ痕」がねつ造された、という訴えである。
高知白バイ事件
http://hanzaikochi.web.fc2.com/
なぜ少女は自白したのか。。。
虚偽自白の瞬間がはっきりテープに記録されている。 子殺しの容疑で逮捕された少女。 幸いこの少女の自白は裁判官が任意性を認めず証拠として許容されなかった。 誘導、強制が認められたからである。 アメリカはマサチューセッツ州の事例。 可視化(取調べの録音録画)がなければ裁判官もこうした判断は困難であったと思われる。
ストリーミングで自白の瞬間を観ることができる。 ただしこれはPBSという公共放送の番組の資料として流されている。 取調べ状況が公開されているのではないので、誤解の無いよう念のため。
http://www.npr.org/2012/01/02/144489360/how-a-teens-coerced-confession-set-her-free
合衆国最高裁が、検察が証拠隠しをしていたスミス対ケイン事件で、破棄判決を言い渡した。
High Court Reverses Conviction in Killings
http://www.nytimes.com/2012/01/11/us/supreme-court-cites-withheld-evidence-in-reversing-conviction.html?_r=1&scp=1&sq=Smith%20v.%20Cain&st=cse日本風にいうと「再審開始決定!」だ。
8対1である。ロバーツ長官執筆の多数意見は
こちら。
唯一の証拠が目撃証人なのに、その従前の供述を検察側が隠していた。 先日の福井女子中学生殺害事件の構造を思い出させる。 日米、海を挟んで2012年は「証拠開示」がキーワードになりそうな予感。
バークレーからリサーチ・フェロー募集の案内が届いた。
以下、詳細参照。
The Berkeley Center for Law & Technology (BCLT) is seeking to hire a Research Fellow for a one year term (possibly renewable for a second year), beginning in Fall 2012, to undertake research on intellectual property and other high technology issues under the supervision of BCLT faculty. Applications should be submitted by February 15, 2012.
BCLT is a research center at the University of California, Berkeley School of Law.
For more information on this fellowship including instructions on how to apply, please see:
http://www.law.berkeley.edu/1510.htm
Suspect has mouth taped shut in court
http://tribune-democrat.com/local/x1818109318/Suspect-disrupts-court陪審員の選任手続で騒いだ被告人の口を、テープで塞ぐよう命じた、という。
それでもへこたれない被告人が騒音を出し続けたので退廷させた、とのこと。
弁護人も異議を申し立てなかったそうだ。