条文に592か所も誤り、校正ないまま公表…金融庁
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20060403i114.htm
改正銀行法施行規則に誤りがあったという。官報原稿を
受け取る内閣府に最終原稿ではない原稿が渡ったようだ。
過去、最大級のミスだそうだが、ちょうど2月にあった霞ヶ関
での某研究会で、「立法過程はIT化されていても、ICT化され
ていない、特にCの部分が欠落している」と指摘したばかり
であった。 せっかく主管官庁で改正法を作っても、それが
公布プロセスで誤るというのはネットワーク化、コミュニケーション
へのIT化がおこなわれていないからだろう。
全官庁での法案作成(一部改正法の改め文の自動作成)
から、国会提出、成立後の公布といった一連の流れを
同じプラットフォームで作業すればよいだけなのだが。
各庁ばらばらでIT化予算の獲得競争をやるよりもずっと
効率的な資本投下となるはず。