要旨はこちらにある。
「踏み字」事件、判決要旨
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000701190002
地元での報道。
「真実」裁判所に届いた、川畑さん勝訴
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000701190001
判決文を入手したので、読んでみた。
「踏み字」と呼ばれる、字に書かれた言葉は、判決の認定によれば
次のとおり(カッコ内は管理人による仮名処理と説明)。
ア 幸夫(原告のこと)、お前おこんな人間に育てた覚えはない・E(実父の名)
イ じいちゃん、早く正直なじいちゃんになってください・Y(孫の名)
ウ 娘をこんな男に嫁にやった積もりはない
以上の文言であることを取調官H証言に基づいて認定した。
踏ませた回数や態様で被告側は争っていたが、判決はほぼ原告の
主張を認めた上、「仮に、1回でも、また足先のみ紙に乗せたとして
も違法性は十分認められる」として被告県側の主張を入れてもなお
違法性があると念押ししたところが注目されよう。
また、こうした取調手法を厳しく弾劾した結論部分が目を引く。
「H(警察官名仮名処理)の違法行為により被った原告の精神的苦痛、
特に本件踏み字においては、その取調手法が常軌を逸し、公権力を
笠に着て原告及び原告関係者を侮辱するものであり、これにより
被った原告の屈辱感など精神的苦痛は甚大といわざるを得ない」
今回勝訴した川畑さんの他、第二次訴訟もおこなわれている。
鹿県議選買収 住民8人「自白強要」と損賠提訴
県に2640万円請求
http://373news.com/modules/pickup/article.php?storyid=975