日本弁護士連合会の機関誌、「自由と正義」誌の2011年1月号に掲載されることが決まった。
TITLE: 「検察官倫理を考える-国際的な倫理規定の動向とわが国の現状(上・下)」
SOURCE: 自由と正義2011年1月号、2月号
”はしがき”より
・・・・・・言うまでもないが、今般の司法制度改革において検察審査会制度に起訴強制が導入された点を除いて検察官制度に改革の目が向けられることもなく 、当然ながら検察官の行為規範が検討されるような機会はなかった。
本稿は、こうした後進国状態にあるわが国の検察官倫理のあり方について検討を促すことを目的として、既に1990年代に確立をみている諸外国の検察官倫理規定、特に公平な裁判の確保と被疑者被告人への証拠開示義務を中心に紹介すると共に、わが国における検察官倫理の必要性を検討し、当事者主義法制の下で具体的に検察官に禁止されるべき行為として考えられる類型を列挙し、今後の改革に向けた道筋を示してみたい。・・・・・・・