「居眠り」裁判員を解任 千葉地裁、本人申し立て
http://www.47news.jp/CN/201106/CN2011062201001138.html
傍聴人のあいだで話題になるというくらいだから、一過性のものではなく
かなり継続的だったのだろう。
陪審制度を採っている国でも同種の問題は避けられない。
sleeping jurorという。 ひどい場合には裁判をやり直し、ということも
ある。
”Sleeping Juror Leads to Mistrial”
The Associated Press
Wednesday, April 16, 2003; 3:58 PM
によれば、"You have a right to 12 jurors who are awake"
と裁判長は言ったらしい。 被告人には「陪審員に起きていて自分の
裁判に参加してもらう」権利がある、といったところか。
千葉地裁が解任理由を明らかにしていないが、米国の場合、あくまで
被告人の裁判を受ける権利からアプローチしているところが明らかだ。