Judge puts court video on Internet
http://news.enquirer.com/apps/pbcs.dll/article?AID=/20050116/NEWS01/501160418/1056/news01
ハイテク法廷が進む米国だが、カウンティ(郡)レベルではまだまだ。
そうした中では先駆的な試みが昨年末から始まった。しかも、刑の
言い渡しのVOD配信は珍しいケース。口頭弁論の例はいくつかあり
フロリダ、オハイオ、インディアナなど。
こちらから。
http://www.medinacommonpleas.com/
左ウィンドウで、Inside the Court Online Editionを選択し、
事件名の左欄にあるハイ・スピードかロウ・スピードを選択する。
日本からだと後者のほうがよさそうだ。
配信を見ると、被告人、弁護人が証言席に、こちらから左手に検察官
が映っている。裁判官は見えず声のみ。
記事によれば被告人の同意はないということだ。なお、刑の言い渡し
手続自体は公開されている。また、州レベルでは
CourtTVなどで、
裁判のテレビ中継やVOD配信もおこなわれている。 連邦裁判は
現在テレビ中継は許されていないので、当然インターネットでの
VOD配信はない。最高裁については、ノース・ウェスタン大による
Oyez Project、口頭弁論の
音声アーカイブ
がある。
なお、このMedlina County Courtでは、陪審の評決言い渡しに
ついて、ウェブ上で結果を公開しているのも注目される。
陪審評決は判決ではないので、判例集に登載されないため、活字
での情報収集は難しい。 こうした公開データが増えれば、陪審
研究の新たな資料となるだろう。