本日の「NEWS23」を観た方はご存じ。
コネチカット州で死刑執行を求める死刑囚がいる。26日が
執行予定日であったが、連邦地裁が執行延期を決めたこと
を不服として、検察官が最高裁に訴えた。本人も早期の執行
を強く望んでいる。
CNNより。
Prosecutors appeal to Supreme Court over execution stay
http://www.cnn.com/2005/LAW/01/26/connecticut.execution.ap/index.html
コネチカット州は死刑存置州だが、45年も執行をおこなって
いない、事実上の死刑モラトリアム州である。それだけに
一層問題が深刻。
続報。 執行は延期された模様。
Serial killer execution postponed
http://www.cnn.com/2005/LAW/01/29/connecticut.execution/index.html
PS
今日は、加古川市で一般の市民の方々を相手に、「冤罪を生み出す
裁判制度をどう改革するか」というテーマで講演した。
できるだけ分かりやすくと心がけたが、100人以上の方々、お仕事が
終わられてお疲れの時間帯(午後7-9時)にもかかわらず、とても
熱心に最後まで耳を傾けていただいた。 感銘を受けた。
特に、これからは裁判員として皆さんも法壇に座って、判断をくだす
立場になるのですからと話した時には、非常に強い眼差しを感じた。
居眠りをされる方もおらず、講師冥利につきるひとときであった。