法廷のIT化や、訴訟の電子化などにご関心の向きは、是非
足をお運びいただきたい。なかなか我が国ではこうした催し
は貴重だと思う。これは我田引水ではなく、実際の話し。
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「司法制度改革と先端テクノロジィ」研究会連続公開セミナー
第2回「裁判の次世代基盤
~テクノロジィと人びとにサポーティヴな裁判所~」
「司法制度改革と先端テクノロジィ」研究会
e-ファイリング研究会 主催
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日時:
2005年11月12日(土) 13:00~17:00
場所:
富士通総研(東京都港区海岸1-16-1 ニューピア竹芝サウスタワー)
大会議室
◎東京臨海新交通(ゆりかもめ)「竹芝」駅下車(乗車時間4分)、徒歩0分
◎JR山手線「浜松町」駅下車、徒歩10分
〒105-0022東京都港区海岸1丁目16番1号ニューピア竹芝サウスタワー5F
【入場無料・申込不要】
趣旨:
e-ファイリング研究会では、2004年5月よりe-ファイリングのあり方
について、研究者、法律実務家、ITベンダといった立場の異なるメンバー
により研究を進めてきた。ここでe-ファイリングとは、「filing:訴状等書類
の裁判所への提出の電子化」という狭義の意味にとどまらず、「IT(情報
通信技術)を活用し、人々の正義への『アクセス』、『プロセス』、『サクセス』
をサポートする裁判所」と捉えている。ここには、法廷での審理の充実を
はかるサイバー・コート等も含まれる。
司法制度改革へのITの活用についての各テーマの中では、現実的な
テーマであるといえる反面、現行の法制度の下での実現という点において
は課題も多い。
e-ファイリング、サイバー・コートなど、「裁判の次世代基盤」に関わる
諸々の仕組みに関する研究の成果に加え、7月に実施した米国調査に
より得られたことを含め研究会メンバーより報告し、参加各位との議論と
意見交換の場としたい。
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プログラム
■13:00~13:05
「司法制度改革と先端テクノロジィ」研究会代表ご挨拶
指宿信(立命館大学法科大学院・教授)
■13:05~13:15
「e-ファイリング」研究会代表ご挨拶(研究会の紹介・本セミナーの趣旨紹介)
川嶋四郎(九州大学大学院法学研究院・教授)
(以下パネル報告 司会:早野貴文弁護士)
■13:20~13:35
パネルディスカッションの内容紹介・問題提起
早野貴文(弁護士)
■13:35~14:00
報告①「司法の現状と課題(仮題)」
川嶋四郎(九州大学大学院法学研究院・教授)
■14:00~14:25
報告②「司法のIT化の日米比較と今後の動向(仮題)」
廣石高(三菱電機株式会社社会環境事業部・課長)
■14:25~14:50
報告③「e-ファイリングの構想(仮題)」
上田竹志(久留米大学法学部・専任講師)
■15:00~15:25
報告④「ハイテクコート構想と実証的研究の最新動向(仮題)」
笠原毅彦(桐蔭横浜大学法学部・教授)
■15:25~15:50
報告⑤「実務家の立場よりのIT化への期待(仮題)」
本田正男(弁護士)
■16:00~16:45
会場からの質疑応答、参加者によるディスカッション
■16:45~16:55
セミナー総括
川嶋四郎(九州大学大学院法学研究院・教授)
■16:55~17:00
閉会ご挨拶
指宿信(立命館大学法科大学院・教授)
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