本当に反省しているのか…被害者家族が見た“塀の中”
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060128i506.htm
ちょうど先週、学部ゼミ生たちと宇治少年院を見学に訪れた
ところ、われわれの訪問は午前だったが、午後には、被害者
遺族の方の講演が予定されていると伺った。
こうした機会が更正のきっかけになるということであった。
もちろん、再犯率を下げるにはそれだけでは不十分だろうが、
何かのきっかけとなるであろう。 特に、少年院の場合は、
加害者の少年自体に強い「被害者意識」(社会や地域や家庭
からの強い疎外感、排外感)があり、事件の被害者の心情
まで思い至らないことが多いという。
根深い問題だが、「被害者参加」は、そうした壁を破る契機
として期待できよう。