本日(と言っても正確には日付は昨日であるが)、弁護士の方々の
法廷活動の研修を見せていただく機会を得た。 大変貴重な経験
だったが、検察庁が組織的に法廷パフォーマンス、プレゼンの
経験を蓄積しようと工夫と研修、実験を重ねている中で、なかなか
弁護士サイドの自発的な取り組みが見えていなかったので、
ようやくその熱意の一端を垣間見ることができたのは何より。
裁判員裁判における法廷活動をいかに充実したものとしなければ
ならないか、という問題意識が、今後どこまで共有化され、具体的
な対応策へと結実していくか、正念場であろう。